最後の稲刈り
稲刈りが終わった。
今年は最後の米づくりにして、猪、雑草、水、この3つにことごとくやられ、
過去9年間でもっとも悪かった。収量はたぶん半分いかないだろう。
これだけやられると、心置きなく猪が食える。
午前中に稲を掛けていたら、すぐ近くでカサカサッと物音がして振り返ると、
ウリ坊がじーーーっとこっちを見ていた。
「シッ!」と言うと、お尻を向けて山に戻っていったけど、
そのお尻を見て、可愛いではなく「うまそう」と思ったわたしって、、、苦笑
しかし、陽を浴びる稲の神々しさは今までで1番かも知れない。
今年は特にきれいだな。もう来年から見られないから見納めだ。
来年からは、野菜の収穫量を今の3倍を目標にがんばるつもり。養蜂もね。
実際にやってみて、この9年間、思いのほか夫が頑張ったことと、
地味で大変な作業だけど、自分たちで米が作れるという自信もついたし、
個人的には、じーちゃん&ばーちゃん孝行がちょっとは出来たし、
(収穫したお米をまるでひ孫のように抱いてくれた)
本当に良かったと思ってる。
この米づくりを経験して思うのは、やっぱり、
【食べ物を残したり捨てたりしてはいけない。】
ということ。
自分が食べる分だけ買い、きちんと、残さず食べる。
誰だって当たり前のことだと思うのに、
どうしてこの国は食品廃棄量が1人当たり世界一なのだろう?
(食品自給率は先進国の中で1番低いのに)
ちなみに、損失額は1年で11.1兆円(1世帯あたり6万5千円)とのこと。
なんと消費税5.5%分。
もちろん売るほうにも問題があるけど、
毎年6万5千円捨てるくらいなら、もっと意味のあるものに使いたい。
稲刈りが終わって、甘味補給に近くのcafe TANNALさんへ。
いちごのスムージーを作ってもらい
井田原のTANNALさんの隣に、中華のお店がオープン
早速チラシをもらってきたから、今度行ってみよう!