「裏トモ日記」

福岡県糸島半島にて、
器と暮らしのものKurumianを営む
tomokaの海辺暮らし、日々のできごと。








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自分を映す鏡

 

毎朝楽しみに拝読している音楽家・近藤薫さんの連載に興味深い一文があった。

 

「仏像を眺めているときは、自分の心を眺めているのかもしれない」

 

わたしも同じように思うことが度々ある。

目の前のものは何も変わっていないのに、その時々で感じ方が違うのだ。

それは、絵画だったり、誰かが書いた文章だったり。

 

自分のところで留めておけばいいものの、

場合によっては、その時の精神状態を見透かされてしまうだろうな。

 

芸術家は繊細で感性がとびぬけて高い人が多い。

そうでなければつとまらない職業だとも思う。

 

だから、言葉を交わさずとも、ハナから相手にされなかったり、

逆に一瞬で打ち解けたりする。

彼らと関わっていると、自分の感性が透けて見えることだってある。

 

そんな人たちが作るものだから「自分の心が見える」というのも、

妙に納得してしまう。作品と芸術家とは、自分の心を映す鏡なのかも知れない。

 

芸術は直接、経済活動には結びつかないかも知れない。

即効性はなくとも、自分は何物なのか、

生きていくのに大切なものは何なのかを教えてくれる。

 

 

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