「裏トモ日記」

福岡県糸島半島にて、
器と暮らしのものKurumianを営む
tomokaの海辺暮らし、日々のできごと。








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版画と油絵

 

先月、版画と油絵を購入しました。

個人的にも美術品、アート関連のサイトやギャラリーはよく見ていて、

「これ!」と感じたものは迷わず購入。あとで売れていたら辛いから、、、

 

ただ「これ!」と出会いを感じるものはそうそうあるわけではない。

全くの投資目的ではないので、こころから自分が惹かれるもの、

「ピン!」ときたもの、作品が「生きているもの」限定です。

でもそれが、純粋な美術品とのつきあいかたではないかとわたしは思います。

 

 

 

これは一目で恋に落ちました。

手のひらくらいの小さな作品は1975年作とのことで、

わたしが1歳の頃のもの。ここに抱っこされてる子くらいかなあ。

インドの「鬼子母神」という子授け、安産、子育ての神だそうです。
 

 

これは、園田郁夫氏の作品。

彼は女性ばかりを多く描いておられますが、わたしはこの作品が1番好き。

店舗の本棚の隣に飾っていますが、空気が変わりました。

 

先日、これを見たお客様Aさんが

「友香さんの知らない一面を見た気がします」とひとこと。

その表現がとても興味深かったです。

 

これからの美術品を飾ってから、ますますこの部屋が大好きになった。

これからの作品からは「想い」を感じる。

 

「想い」や「祈り」なんていうものは目には見えないものだから、

言葉で表現するにはストレートすぎて、

時に白々しく感じたり難しいなと思うのだけど、

こういうものからは、ひしひしと伝わってくる。

 

以前読んだブータンの本に、

 

「ブータンの仏像は、

たくさんの人に心から祈られているから目が良いでしょう」

 

と現地の人が言っていたと書かれていて、ハッとした。

「作品は見られて育つ」ということを。

作品自体ななにも手を加えていないのに、何かが違ってくる。

これは実際にあることだ。

 

これらの作品は40年くらい前のものだそうなので、

やはり艶というか、円熟味を感じる。

きっとたくさんの人に見てもらったのだろう。そしてこれからも。

だから自宅ではなく、店に飾ることにした。

 

究極は、篠田桃紅さんのように、

書いたそばから1本の線でそれが伝えられたら、

美術家冥利につきるのだろう。

でもそれは、やはり104年間の生き様からくるものなのかも知れない。

特に「書」はシンプルな瞬間芸だから、どんな絵画より1本の線が

伝えるものは重い。

 

 

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