「裏トモ日記」

福岡県糸島半島にて、
器と暮らしのものKurumianを営む
tomokaの海辺暮らし、日々のできごと。








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モノ=豊かさ

 

 

なにげなく外の雨の様子を見ようと目をやったら、このプレートが目に入った。

ここにチーズやオリーブを盛り合わせて、ワインを楽しまれていたりするの

かな。なんて、瞬時に想像した。

 

「モノはいらない」と言われて久しいけれど、わたしにとってモノとは余白で

あり間であると思う。

 

というのは、今あるもの、生活必需品だけで生活するのも良いけれど、そこに

また別のモノと出合うことは、新しいストーリーがはじまり、新たな暮らしの

スペースを生み出すから。

 

わたしがモノを使い扱うようになって、

かけがえのない人とモノとの出会いが数えきれないほどあったし、

様々な縁が繋がり広がっている。実はつい最近も、ひょんなことからこれから

永く続くであろう新たな出会いがあり、それらに何を感じたかというと

「豊かさ」だった。

 

「モノ=豊かさ」なんて、今では古い考えとさえ思われがちだけど、

それだけでは想像力が足りないと思う。

 

もちろんモノは必要ないというのもひとつの選択であり、否定されるものでは

ない。ただ、その価値観に表面的に流されていないだろうか?

そこに本来の自分はいるだろうか?

 

わたしは自分なりにモノを選ぶ目を養ってきたつもりだけど、

モノと暮らしてきたことによって、生産する人や土地に目を向け、使う人の幸せ

を願い、この場所からそれが無限に広がりますようにといつも願っている。

だからこそ丁寧に扱い、美しくディスプレイし、この18年間お届けしている。

 

100人いれば100通りの幸せが広がり、そこからさらに広がっていく。

自分と誰かの人生を豊かにできる、人とモノに直に関わるなんと幸せな仕事だろ

うか。表面だけをなぞるのではない、その奥から匂いたつような仕事。

混沌と不安が共存している時代だからこそ、わたしたちのような仕事は存在する

意味があるのかも知れない。

 

この雨で庭の緑が一層濃くなった。

普段、時間に追われて隅っこに追いやっていた思いが自然と表に出てきた午後。

雨の日にありがとう。

 

 

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