「裏トモ日記」

福岡県糸島半島にて、
器と暮らしのものKurumianを営む
tomokaの海辺暮らし、日々のできごと。








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高雄・台南2018.5(その5)

 

高雄・台南アート編

 

台湾南部のアートを実際に見て、なにを感じたかというと、

 

街に当たり前のように馴染んでいて、

「好きに見ていってね、好きに想像してね」という雰囲気で、

お高く留まっていないところが、本当に素敵だと思った。

 

日本でアートの本やWEBの記事などを読んでいると、

人を寄せ付けないようにさえ感じる、アートの共通言語的な難しい

文章だったり、見に行っても、ピンと張り詰めた空気で近寄りがたい

ものだったりして、なんて言うんだろう、簡単に言えば、

 

それじゃ、国内で投資目的以外で、

純粋にアートを好きになる人ってごくごく一部だよね、と。

 

あちこちでビエンナーレ、トリエンナーレなど開催されているけれど、

いつも暮らす街に、道端に、お茶する場所に、自然があり、

アートが当たり前に存在することが、人間本来の成熟ではないのかなあ。

それは余白でもあり、あそびの部分でもある。

そこが軽視されていたり、実用的なもの・お金になるものが全てという

価値観は、思考に柔軟さや創造性をもたらさないし、

古い価値観が邪魔をして、新しい物事は生まれにくい。

ずっと内向き、回転はどんどん遅く小さくなっていく・・・のではないかと、

個人的に思っています。

 

正解にこだわらず、自由に想像していい。

思ったことや感じたことを自由に表現していい。

 

ということを、日本人は恐れずもっと自分自身に許していいと思います。

 

 

 

今回の旅で、ここは、ここだけは絶対に行きたい!と思っていた、

台南市にあるアートカフェ「B.B.ART」。

 

青みがかったピンクの扉が浮きだつ心をさらに浮きだたさせる(笑)

アート好き人間にはたまらない空間。

1Fがギャラリーになっていて(作品を寄りで撮影できません)

2Fがカフェ。3Fはイベントスペースというつくりで、

街の喧騒から離れ、居心地の良さといったらもう!

個人的にはここで何時間でも過ごしたい空間でした。

 

 

古き良きものをリノベーションさせたらアジア1ではなかろうか、台南は。

ここで南アフリカのアイスティーをいただきました。

 

 

 

台湾のアーティストによるガチョウの羽を使ったという作品。

これが見たかったんだよね。

 

1枚ずつ服を脱ぎ、

最後に裸になるという女性の中国画は見つけられませんでした。

WEBで見た時は「これ欲しい!」と思いました。見たかったなあ、、、

 

 

 

 

ここからは、同じ台南市にある「ブループリント」にて。

 

ちょっと前に某番組で、この商業施設内のお店のわんこを特集していて、

会いに行ってみると「会社のほうに出勤しています」とのこと。笑

 

ものづくりの工房やカフェ、センスのいい台湾土産のお店、

さらには巨大な壁画など、いわゆる「映え」ポイントがあちこちにたくさん!

妹は大忙し。笑

 

まるで日本の温州みかんのように、

地元の人は誰も振り向かない、どこでもなっているマンゴーに驚きつつ、

南国特有の木々の緑や、品の良さを感じるアートに癒されてきました。

(ポップな巨大壁画は興味がないので1枚もなし。妹が自分のインスタに載せてます)

 

 

 

 

 

 

 

道路拡張のため神農街から移築したという古い建物を、

真っ青(この青がまたいい)に塗りつぶし、アートとして蘇らせた、

台南出身の建築家でありアーティストの劉國滄氏の作品「ブループリント」。

実際に見れば見るほど、その不思議な発色の「青」に魅せられる。

 

 

 

街中にはアートギャラリーもあちこちに。

 

台南のアートは、とひとくくりには到底言えないんだけど、

顔料が違うのか、水が違うのか、何の違いか分からないけど、

色の発色が違う気がする。

 

元気はつらつなポップすぎるものがメインではなく、

やさしく、やわらかく、どこか品の良さを感じるものが多い気がしました。

台南はそんな感じの方が多かったので、人柄が滲みでているのかな。

 

 

これは、国立台湾文学館にある彫刻。

カメラでは治まりきれないその存在感に、道行く人が足を止め、

真ん中の空いた部分から体を出し、写真に収めていました。

そうしたくなる気持ち、すごくわかる。笑

 

その後すこし調べたけれど、作家や作品についてはわからなかった。

これは正面から撮った画像だけど、

実は裏から見たもののほうが個人的に好きだったりします。笑

 

↑裏から見たところ。

 

男と女、陰と陽

 

この物体そのものが絶妙なバランスで成り立っていて、

背後から見た時の抽象的な形に想像力を掻き立てられて、ドキドキしました。

なんだかちょっとエロティックで!

(この作品にエロを感じるわたしっていったい、、、でもよく考えてみたら、

わたしってエロティックなものが好きかも。人間の3大欲求の中で1番神秘的だから)

 

その上を辿ると、陰陽はひとつで、宇宙の根源を想像させました。

・・・と最後はきれいめにまとめてみる。笑

 

ここまで書いておきながら、作家も知らなければ製作の意図も知らない。笑

ご本人に直接聞いてみたいです。

 

 

 

これは、今回の高雄・台南旅でもっとも印象に残ったラブな1枚。

高雄の1泊目のホテル「サニーサイドホテル」のフロントロビーにて。

 

中国語で「これを撮ってもいいですか?」と言うと、

フロントの方々が、とても喜んで「どうぞ、どうぞ!」と言ってくださったのが

嬉しかった。しかし、画像で見ると、実物の良さがどこかへ行ってしまっている、、、

 

↑同じホテルの廊下にもアートがたくさん飾られていました。

ここにアートがなかったら、なんと殺風景な空間だろう。

 

 

これは、わたしと妹のふたり同時に無言で立ち止まった水墨画。

高雄国際空港にて。この不思議な青に姉妹で目が釘付けに。

 

 

 

つづく

 

 

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