裏トモ日記

福岡県糸島半島の海のそば、
森の中での犬との暮らしとしごと。
Tomoka Hayashida

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CRAFT&ART KURUMIAN
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墨染め×ART ichigo ichie
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諦めと受容

 

薄々は気づいていたけれど、瞑想をつづけることでそれを覆っていた余計なものが剥がれ落ち、自分のまんなかに届いた気がした。

 

わたしの「まんなか」は、とても地味で、(これは意外だったけれど)実はコツコツやるのが嫌いではなくて、大人数でワイワイにぎやかにやるのが苦手で、少人数にじっくり向き合うのが好きだということ。1対1がもっとも力を発揮できる。チームなら少数精鋭。大人数の中ではどう動いていいのかわからない。・・・完全に時代にフィットしていない気がする笑。

 

でもそれがわたしなのだから仕方ない。決して人が苦手というわけでなく、むしろ好きなのだけど、幼い頃から音に敏感で耐えられる許容範囲が一般的なそれより狭いのだと思う。今の主流かと思うほどメジャーなハイスピードしゃべくり漫才なんて早々にチャンネルを変えてしまうし、普通の人は聞こえない遠くの音や極小の音が聞こえてしまう。それをどうこう言っても変わらないし、変えられないので、全部受け入れた。

 


この20年間は、この国のスタンダードに近づけるよう自分なりに努力はしてきたつもり。でも、出来ないものは出来なかった。もう自分にないものを求めるのはやめた。カエルの子はカエル、メジャーよりマイナーなのだ。そう思うとこの20年は方向性を少し間違えて苦しさを生じさせたのかも知れないけれど、間違えたからこそ気づくこともできたのだろう。



店の本棚に数年前から置いていた「フランスの美しい村を歩く」。わたしは掘り下げた内容が好きなので、ざっくりしたこの本は1度目を通しただけで本棚行きだったけれど、ふとしたことから再び開くことになった。


なぜ今、フランスの小さな村に惹かれたのかと言うと、そこで暮らす人たちが何ものにも流されず、自分の意思と選択で生きているように見えるから。「わたしはこう思う。でもあなたはどう思おうと構わない」というように。国は違えど彼らにも生きていく上で様々な問題はあるだろう。しかし、同調を求めないその自律した生き方が村の美しさと相まって見えた。


あるフランス人の女性が言った。「フランス人は自分にないものを求めないのよ。諦めるの」。「老い」を両国に例えると分かりやすいかも知れない。諦めと受け入れ。言葉は違えど、東洋も西洋もそれが真理なのかも知れない。

 

 

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